「カクテキ」と「キムチ」の違いとは?分かりやすく解釈

「カクテキ」と「キムチ」の違いとは?違い

この記事では、「カクテキ」「キムチ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「カクテキ」とは?

大根を正方形のように角切りにして、キムチのように唐辛子を使って作るのが「カクテキ」です。

元々は「カクトゥギ」と発音する朝鮮の方言からきていて、角切りにした大根に塩を振りかけたところに唐辛子やニンニク、生姜で味付けします。

塩辛や刻んだ葱も入れるとより旨味を引き出す味になるわけです。

春夏秋冬によって大根の味が変わるため、調味料の量を考えて入れるのがより旨く作れるコツであり、食材が持つ味や旨味をしっかり引き出します。


「キムチ」とは?

韓国で漬物のように食べられている国民食を「キムチ」といいます。

使う食材は白菜で、芯から葉の部分まで使って作るのがポギギムチと呼び、多くの人に愛されている食品です。

使う食材はヤンニョムというタレを作る場合ときは白菜を塩に漬けて水分を抜いておきます。

そして、アミの塩辛やニンニク、唐辛子を混ぜたものを作っておき、白菜の葉や茎に塗ってから発酵させるため漬け込むのです。


「カクテキ」と「キムチ」の違い

「カクテキ」「キムチ」の違いを、分かりやすく解説します。

朝鮮半島で作られた「カクテキ」は保存食として作られた漬物を指します。

寒い冬が続く韓国では16世紀に入ると体が温まる唐辛子を使うようになり、調味料として大根を角切りにしたものに生姜やニンニク、葱、塩辛を細かくした食材を絡めて作るのです。

角切りという意味がある「カク」に、切り落とされたといった意味合いがある「トゥギ」を掛け合わせた言葉になります。

もう一方の「キムチ」には水や塩辛、大根の葉を使っているものなど200種類以上もの種類が揃う漬物です。

4000年前から作られている食べ物であり、唐辛子が韓国に伝わったのを機に「キムチ」の調理の際では使うようになり、18世紀になると本格的に人々の国民食となりました。

まとめ

同じ唐辛子を使った漬物ですが、使っている食材や味、切り方に違いがあります。

実際に食べてみたり、画像で比較してみるといいでしょう。

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