「さやいんげん」と「いんげん豆」の違いとは?分かりやすく解釈

「さやいんげん」と「いんげん豆」の違いとは?違い

この記事では、「さやいんげん」「いんげん豆」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「さやいんげん」とは?

いんげん豆がまだ成長しきっていないときの状態を「さやいんげん」といいます。

食べるときは「さやいんげん豆」の硬い部分をお湯で茹でた後、程よく火が通ったら食べやすい長さに切り、胡麻で和えたり、マヨネーズを付けて食べられている野菜です。

元々、さやの部分は食べられなかったのですが、品種改良して売られるようになりました。

生なら食感を感じられますが、茹でると柔らかくなり、甘みが増します。

現在では鹿児島といった温暖な場所だけでなく、北海道といった日本全国で栽培されています。

とくに、夏が収穫時期となるインゲンマメ科の「さやいんげん」の原産国はメキシコ中心です。


「いんげん豆」とは?

熟した豆だけを茹でて食べる野菜を「いんげん豆」【いんげんまめ】といいます。

豆のみを食べるので、さやの部分は食べません。

元々は中国に渡った隠元禅師【いんげんぜんし】が1654年、日本に持ち帰って国内中へ広めました。

現在は成熟種子と呼ぶ豆の部分を煮て、白餡として和菓子に使ったり、煮豆を調理して食べます。

豆は丸く、煮たり、茹でると鮮やかな緑色が出るため、潰して餡にしてどら焼きにしたり、団子にして食べる豆です。


「さやいんげん」と「いんげん豆」の違い

「さやいんげん」「いんげん豆」の違いを、分かりやすく解説します。

中央アメリカやメキシコが原産国となり、マメ科でさやの部分を茹でると甘みと緑色が増します。

天麩羅や和え物、味噌汁の具といったように、様々な食べ方で食べられるのが魅力です。

成熟していない若いサヤの部分を茹でて和え物にしたり、揚げる、炒めるといった調理の仕方で食べられています。

もう一方の「いんげん豆」「さやいんげん」のようにさやを食べるのではなく、豆の部分だけを煮て甘納豆にしたり、茹でて和菓子の餡として使うのが一般的です。

まとめ

同じ野菜を指す呼び方ですが、豆の部分を食べるか、さやを調理して食卓に並べるかの違いがあります。

どのような違いがあるか動画や調理してみるといいでしょう。

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