「梱包材」と「緩衝材」の違いとは?分かりやすく解釈

「梱包材」と「緩衝材」の違いとは?違い

荷物を発送するのに必要な材料として「梱包材」「緩衝材」があります。

この2つはそれぞれどのようなもので何に使うのでしょうか。

今回は、「梱包材」「緩衝材」の違いを解説します。

「梱包材」とは?

「梱包材」とは、「外部の衝撃や環境の変化から守るために使用する物体を包んで覆う資材」です。


「梱包材」の使い方

荷物を輸送する場合は郵送途中の衝撃や環境変化を考慮する必要があります。

荷物をむき出しのままで送ってしまうと輸送途中の衝撃で破損したり環境変化で劣化したりなど状態を保ったまま送れない可能性があります。

元の状態を保ったまま荷物を輸送できるよう包んで覆うのに使う資材が「梱包材」です。

中身を包んで覆う資材全般を表す言葉なので包装紙やパッケージ容器、ダンボールや木箱など種類は多岐にわたります。


「緩衝材」とは?

「緩衝材」とは、「衝撃を吸収し和らげるための資材」を指す言葉です。

「緩衝材」の使い方

揺れや落下、衝突など物体に発生する衝撃を吸収して和らげ被害を防止するために使う資材のことです。

一般的には荷物を発送する際に箱の中に入れた荷物が壊れないよう隙間に詰めてクッションとして使う資材全般を指します。

内部の空気で衝撃を吸収するエアクッションや箱の隙間に詰めてガタつきを抑える丸めた新聞紙、内部に空気を充填して膨らませ箱の中の荷物を固定するエアパッキンなどが「緩衝材」に当たります。

「梱包材」と「緩衝材」の違い

「梱包材」「緩衝材」の違いは「役割」です。

「梱包材」は汚損や環境変化による演出を防ぐ役割の資材なのに対し「緩衝材」は衝撃から守るための資材を指します。

「梱包材」には環境変化からの保護も求められますが「緩衝材」に求められるのは衝撃からの保護のみです。

基本的には守りたい物を包んで覆うように使うものを「梱包材」といい、衝撃を吸収するように隙間に詰めたり下に敷いたりして使うものを「緩衝材」と呼んでいます。

まとめ

「梱包材」「緩衝材」は使う目的と使い方の違いで区別されます。

適切に使うことで安全に荷物を送れるのでそれぞれの違いを正しく理解して使いこなしましょう。

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