この記事では、「建設工事」と「修繕工事」の違いを分かりやすく説明していきます。
「建設工事」とは?
「建設工事」は「けんせつこうじ」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「土木施設、または土地に接着する工作物・設備を新設・改造・修繕・解体・移設する作業全般」という意味です。
日常的にはこちらの意味で使われることが多くなります。
2つ目は「土地や水路などを改良・造成すること」という意味です。
3つ目は「機械装置の設置・解体・移設」という意味です。
「建設工事」の言葉の使い方
「建設工事」は建築用事して使われます。
「建設」は「建物・施設・道路などを、新たに造ること」という意味、「工事」は「土木・建築などの実際の作業」という意味、「建設工事」で「建物・施設・道路などを、新たに造る実際の作業」になります。
因みに、法律上では「改築・修繕・解体」も含まれます。
「修繕工事」とは?
「修繕工事」は「しゅうぜんこうじ」と読みます。
意味は「建築物が劣化したり不具合が生じた際に、補修・交換などにより建設当時の状態に戻す作業のこと」です。
建物が経年劣化したり、紫外線や夫婦などの外的要因により破損した際に、新築当時の水準にまで回復させる作業のことです。
「修繕工事」の言葉の使い方
「修繕工事」は建築用語として使われます。
「修繕」は「壊れたり悪くなったりしたところを補い直すこと」という意味、「工事」は「土木・建築などの実際の作業」という意味、「修繕工事」で「建築物の壊れたり悪くなったりしたところを補い直す実際の作業」になります。
基本的に、新築の状態に戻すことに使われます。
「建設工事」と「修繕工事」の違い
「建設工事」は「建物・施設・道路などを、新たに造る実際の作業、法律上は修繕・解体も含まれる」です。
「修繕工事」は「建築物の壊れたり悪くなったりしたところを補い直す実際の作業、新築の状態に回復させること」です。
まとめ
今回は「建設工事」と「修繕工事」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。