この記事では、「受動態」と「能動態」の違いを分かりやすく説明していきます。
「受動態」とは?
「受動態」は「じゅどうたい」と読みます。
意味は「文法で、他からの動作・作用を受ける時に、行動の対象となる側を主語にした動詞の形式のこと」です。
相手から何かされる時に、「何をされるのか」ということを表す動詞の形のことです。
日本語の場合は「〜される・された」で表し、英語の場合は「be動詞+動詞の過去分詞形」で表されます。
「受動態」の言葉の使い方
「受動態」は文法用語として「受動態で表す」「受動態に言い換える」などと使われます。
「受」は「う(ける)」とも読み「受け入れる」「こうむる」という意味、「動」は「うご(く)」とも読み「位置や状態が移りかわる」「うごきを引き起こす」という意味、「態」は「身や心の構え」から転じて「姿」「形」「様子」という意味、「受動態」で「文法で、ある動作を受け入れる時の形式」になります。
「能動態」とは?
「能動態」は「のうどうたい」と読みます。
意味は「文法で、ある動作・作用を及ぼす時に、行動する側を主語にした動詞の形式のこと」です。
その人が何かする時に、「何をするのか」ということを表す動詞の形ことです。
日本語・英語共に使われ、時制の一致があります。
「能動態」の言葉の使い方
「能動態」は文法用語として「能動態で表す」「能動態の文章」などと使われます。
「能」は「ものごとをなしうるだけの力がある」から転じて「ものごとを成し遂げる」という意味、「動」は「うごきを引き起こす」という意味、「態」は「姿」「形」「様子」という意味、「能動態」で「文法で、ある動作を成し遂げる時の形式」になります。
「受動態」と「能動態」の違い
「受動態」は「文法で、ある動作を受け入れる時の形式」です。
「能動態」は「文法で、ある動作を成し遂げる時の形式」です。
まとめ
今回は「受動態」と「能動態」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。