愛犬家必見のワンダフルな映画の違いを解説!
この記事では、「僕のワンダフルライフ」と「僕のワンダフルジャーニー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「僕のワンダフルライフ」とは?
愛犬家が感動する映画を数々とり続けてきた巨匠「ラッセ・ハルストレム」監督が「ウィリアム・ブルース・キャメロン」氏が執筆した2010年のベストセラー小説『A Dog’s Purpose』を映画化したものです。
2017年の公開とともに世界中で感動の嵐を呼びました。
主人公は一匹の犬で彼の目を通して物語は進んでいきます。
内容としては日本でいう輪廻転生であり、生きる意味がわからないまま亡くなった子犬が転生してはじめて愛を知り幸せな日々を送るも、愛するご主人は不幸の連続。
自分は天に召されるもご主人に遭いたくて何度も転生を繰り返す話です。
日本では輪廻転生思想が古来より根づいているのでありきたりな話に感じる方も多いのではないでしょうか。
「僕のワンダフルジャーニー」とは?
監督は「ゲイル・マンキューソー」氏に変更。
2012年に「ウィリアム・ブルース・キャメロン」氏が発表した『A Dog’s Journey』を映画化したものです。
2019年公開。
前作の続編ですが、世界・日本での興行収入ともに半分以下にまで落ち込んでいます。
前作の続編であり、今回も犬視点で何度も転生を繰り返しますが、人間模様も多く盛り込まれたのが特徴と言えるでしょう。
「僕のワンダフルライフ」と「僕のワンダフルジャーニー」の違い
「僕のワンダフルライフ」と「僕のワンダフルジャーニー」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は2010年の『A Dog’s Purpose』を映画化、後者は2012年の『A Dog’s Journey』を映画化したものです。
後者は続編かつ完結編になったのが大きな特徴だと言っていいでしょう。
また犬視点は共通ですが、ただ漠然と愛する主人と再会したいと転生を重ねていた犬「ベイリー」でしたが、続編では飼い主の願いを叶えるために転生。
主人公の娘の成長過程人生を常時描いていったのも大きな違いだと言っていいでしょう。
また続編は評価の高かった第一作とは違い、平凡な評価を受け公開初週から期待を下回る興行成績に留まり、世界・日本の興行収入ともに半分以下に落ち込んだものになりました。
まとめ
「僕のワンダフルライフ」は2017年公開の米国映画。
「ウィリアム・ブルース・キャメロン」の2010年のベストセラー小説『A Dog’s Purpose』が原作です。
「僕のワンダフルジャーニー」は2019年の米国映画で前作のヒットから続編として制作されました。
原作は前作と同じくキャメロン氏の2012年のベストセラー小説『A Dog’s Journey』によるものです。
主人公の犬「ベイリー」視点なのは変わりませんが、続編では飼い主の孫CJことクラリティの人生も多く描かれています。
また早々に飼い主の「イーサン」が「ベイリー」の転生に気づいてしまうのも大きな違いと言えるでしょう。