「一般入試」と「特別入試」はどちらも入学試験ですがどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「一般入試」と「特別入試」の違いを解説します。
「一般入試」とは?
「一般入試」とは、「入学試験のうち特別な条件や制限を設けずに行われる通常の試験」を意味する言葉です。
「一般入試」の使い方
学校への入学を希望する人を対象に知識や学力を問い入学するのにふさわしいレベルにあるかどうかを見極めて選別する目的で行われる試験のことを「入学試験」略して「入試」といいます。
入試の中でも特別な受験資格や合格枠を設けない、一般の受験者に向けて行う入試のことを「一般入試」といいます。
「一般入試」はその学校を受験するのに最低限求められる資格、例えば大学受験なら高校卒業資格など、がある人なら基本的に全員受験可能です。
「特別入試」とは?
「特別入試」とは、「特別な条件で行われる入学試験」を指す言葉です。
「特別入試」の使い方
試験の科目や採点方式など特別な条件を設けて行われる入学試験を指します。
スポーツの成績優秀者など特定の人に対して特別に行われる試験のほか、芸能科や音楽科など特殊な科目を学ぶために必要な知識や技術があるかどうかを問う特別な試験も含まれます。
「一般入試」と「特別入試」の違い
「一般入試」と「特別入試」の違いは「特別扱いの有無」です。
受験者の大半が挑戦する特別扱いがない一般向けの入学試験が「一般入試」で、普通とは違う受験科目を用意したり実績に対して加点したりする特別な試験が「特別入試」です。
「一般入試」は最低限の受験資格を満たせば誰でも受験できますが「特別入試」は特定の条件に当てはまらないと受験できません。
「一般入試」の例文
・『一般入試で受験する』
・『一般入試の受験日が明日に迫っている』
「特別入試」の例文
・『帰国子女向けの特別入試を受験する』
・『特別入試でも合格後の扱いは同じである』
まとめ
「一般入試」と「特別入試」は特別扱いがあるかどうかで区別されます。
各学校によって制度や条件が異なるので受験前に確認してください。