文章を書くための構成には色々なものがありますが、最後の方に書くものには「結論」や「まとめ」があります。
この記事では、「結論」と「まとめ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「結論」とは?
「結論」とは議論や文章、論文などの最終的な結果を示す時に使います。
「結論」は最初に決めた命題やテーマ、目的などの答えや判断となるものであり、明確に書かれる必要があります。
「結論」は論点や研究結果、実験の答えとなるものであり、基本的には断定的な文章で記述されます。
「結論」は英語で“conclusion”や“point”、“summary”と書きます。
「まとめ」とは?
「まとめ」は文章や記事の最後に記述する全体の要約を示す言葉であり、簡潔な言葉で分かりやすく描く必要があります。
「まとめ」は命題やテーマ、目的から議論の展開や方法、最終的な結論までを要約したものであり、これによって内容や論旨を分かりやすくすることが可能です。
「まとめ」は英語で“conclusion”や“summary”と書きます。
「結論」と「まとめ」の違い
「結論」は議論や文章、論文などの結果を示す部分であり、完結かつ断定的に記述することが必要です。
「まとめ」は文章や記事の内容全部を簡潔に要約したものを表します。
この2つはどちらも文章や論文の最後に記述するものであり、これによって文章の完成度が高くなります。
「結論」の例文
・『結論ありきで話を進めると誤解が生じます』
・『結果論ではあるが、失敗したことによってチームの仲が改善したのはいいことだと思います』
「まとめ」の例文
・『コラムのまとめに使う言葉が上手く思い浮かばない』
・『ゲームのアップデートまとめ動画を見ています』
まとめ
「結論」や「まとめ」ば文章や記事、論文、議論、研究などの最後に記述するものであり、これを上手に書くことによって文章の完成度は高くなります。