この記事では、「申請」と「申し込み」の違いを分かりやすく説明していきます。
「申請」とは?
「申請」は「しんせい」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「あることへの希望や要望を書面などで願い出ること」という意味です。
2つ目は「特に公共機関に対して、許可や証明書などを求めること」という意味です。
「申請」の言葉の使い方
「申請」は名詞として「申請する・した」「申請書」などと使われます。
「申」は「もう(す)」とも読み「下の立場から上の立場の人へ意見などを述べる」という意味、「請」は「こ(う)」とも読み「ものごとを願う」「たのむ」という意味、「申請」で「希望や要望を文書で提出して願うこと」になります。
「申し込み」とは?
「申し込み」は「もうしこみ」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「希望・要求などを相手に伝える」という意味です。
2つ目は「応募の手続きをすること」という意味です。
3つ目は「法律用語で、双方が納得して契約を成立させる意思表示のこと」という意味です。
「申し込み」の言葉の使い方
「申し込み」は名詞として「申し込みする・した」「申し込み期間」などと使われたり、動詞として「申し込む・申し込んだ」と使われます。
「申し」は動詞「申す」の連用形で「言う」の謙譲語、「込み」は動詞「込む」の連用形が名詞化した言葉で、動詞の連用形で「中に入れる」という意味、「申し込み」で「意見や希望を相手に伝えて受け入れてもらうこと」になります。
「申請」と「申し込み」の違い
「申請」は「希望や要望を文書で提出して願うこと」です。
「申し込み」は「意見や希望を相手に伝えて受け入れてもらうこと」です。
「申請」の例文
「申請」の例文は以下の通りです。
・『パスポートを申請する』
・『資料をネットで申請する』
「申し込み」の例文
「申し込み」の例文は以下の通りです。
・『海外旅行の申し込みをする』
・『サービスの申し込み用紙に記入する』
まとめ
今回は「申請」と「申し込み」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。