この記事では、「ラフ画」と「下書き」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ラフ画」とは?
「ラフ画」は「ラフが」と読みます。
意味は「絵の構図やデザインを想像し易くする為に、手書きなどでざっくりと輪郭を描くこと」です。
相手にイメージを伝えることが目的で、そのまま使用するとは限りません。
「ラフ画」の言葉の使い方
「ラフ画」は名詞として「ラフ画を描く・描いた」「ラフ画スケッチ」などと使われます。
「ラフ」は英語の「rough」が日本語化した言葉で「粗い」「雑な」「未加工の」「間に合わせの」という意味、「画」は「絵」という意味、「ラフ画」で「ざっくり描いた絵」になります。
「下書き」とは?
「下書き」の意味は以下の通りです。
1つ目は「清書の練習として書いたもの」という意味です。
2つ目は「なぞって清書するために書いたもの」という意味です。
3つ目は「書き終わっているが、多少改善する必要のある文章」という意味です。
「下書き」の言葉の使い方
「下書き」は名詞として「下書きする・した」「下書きを修正する」などと使われます。
「下」は「位置の低い方」から転じて「前段階」という意味、「書き」は動詞「書く」の連用形が名詞化した言葉で「文字や符号をしるす」という意味、「下書き」で「清書の前段階として文字や符号をしるすこと」になります。
ちなみに、絵や図などの場合は「下描き」と表記されることもあります。
「ラフ画」と「下書き」の違い
「ラフ画」は「ざっくり描いた絵」です。
「下書き」は「清書の前段階として文字や符号をしるすこと」です。
「ラフ画」の例文
「ラフ画」の例文は以下の通りです。
・『ラフ画を元に原画を描く』
・『アイデアをラフ画で記しておく』
「下書き」の例文
「下書き」の例文は以下の通りです。
・『原稿の下書きを見直す』
・『鉛筆の下書きをペンでなぞる』
まとめ
今回は「ラフ画」と「下書き」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。