「difficult」と「hard」は日本語だと同じような意味に訳されますが、具体的にどのような違いで使い分けられているのでしょうか。
今回は、「difficult」と「hard」の違いを解説します。
「difficult」とは?
「difficult」とは、「複雑でややこしい難しさ」を意味する英単語です。
「difficult」の使い方
解決するのに頭を使う種類の難しさに対して用いる表現です。
やり方や手順が複雑だったり回答を導くまでに頭をひねったりなど頭脳を使わないと解決できないような難しさに対して用います。
特に解決までの方法がすぐには分からない難しさを表します。
「hard」とは?
「hard」とは、「解決までに多くの労力を必要とする難しさ」を意味する英単語です。
「hard」の使い方
やり方は単純でもたくさんの手間がかかったり長い時間が必要だったりなど大きな負担が発生するため実行するのが簡単ではない難しさを表します。
米粒を一つ一つ数えるなど作業そのものは単純で分かりやすいが労力は膨大で達成するのが簡単ではない困難さを示す表現です。
「difficult」と「hard」の違い
「difficult」と「hard」の違いは「難しさの種類」です。
一口に難しさと言っても難しさの内容はそれぞれ異なります。
手順が複雑だったり解決方法が簡単には見つからなかったりなど課題そのものがややこしく複雑である難しさが「difficult」で、ややこしさはないが労力や時間など負担が大きく困難なのが「hard」という違いで区別されます。
テストの問題を例にすると複雑でどうやって解けばいいのかわからない難問は「difficult」で、簡単でも問題数が多く時間内に全て解答するのが難しい問題は「hard」です。
まとめ
「difficult」と「hard」は日本語に訳すとどちらも困難や難しさなどを意味しますが明確な違いで使い分けられています。
単語が持つ本来の意味を正しく理解し使い分けてください。