この記事では、「ESP」と「エドワーズ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ESP」とは?
機械を使わずに、一から最後まですべて手で作られているブランドを「ESP」【イーエスピー】といいます。
株式会社イーエスピーという日本企業で製作するギターですが、今や世界的なメーカーとして人々に認知されている会社です。
「EPS」は“Electric Sound Products”(エレクトリック サウンド プロダクト)の略であり、ロッカーが選ぶほど高い完成度になります。
カスタマイズして注文もできるブランドではセイモア・ダンカンを搭載し、トレムバッカーという弦の幅を採用しているのも魅力です。
ネック部分を個性的にしたり、フルコピーしたものなど製作可能とより自分らしさを取り込んだギターを製作できます。
「エドワーズ」とは?
制作するときの過程において、一部を工場に依頼して作らせているのが「エドワーズ」です。
英語で“EDWARDS”と書き、主に15万円程度の価格帯のギターを扱っているブランドになります。
しっかりした作りの本体は信頼あるメーカーの部品を使い、中級者が使えるのも魅力的なベースも扱い、カスタマイズして、より自分好みの楽器にする人が増えているのです。
ゴトー製のブリッジとペグを使っているため安定した音域も奏でられます。
「ESP」と「エドワーズ」の違い
「ESP」と「エドワーズ」の違いを、分かりやすく解説します。
最初から最後までハンドメイドだけで作られたギターを「ESP」といいます。
世界のプロが選ぶ楽器でもあり、材質も「エドワーズ」より良いものを使っているところが違う点です。
株式会社ESPを創立したのが渋谷尚武を中心に、Moony K Omot、椎野秀聰と協力して1975年に音色と質が良いギターを製作するために立ち上げた会社を指します。
代表的なものにエレキギターがあり、本体にディンキー系を取り入れているところに多くのファンを虜にしました。
もう一方の「エドワーズ」のモデルにはブリッジとペグにゴトー製が使われています。
様々なラインナップがあり、個性が感じられるオリジナル、ギブソンを彷彿とさせるトラディショナル、「ESP」が提携する人が選ぶアーティストモデルといった3種類があります。
まとめ
同じメーカーで製作されるギターやベースでありながら、製作工程に違いがあります。
材質も異なるといったところにも違いがありますので、公式サイトで違いを見比べてみるといいでしょう。