「ヤシ油」と「ココナッツオイル」の違いとは?分かりやすく解釈

「ヤシ油」と「ココナッツオイル」の違いとは?違い

この記事では、「ヤシ油」「ココナッツオイル」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「ヤシ油」とは?

ヤシ科に分類されるココヤシから採取される油が「ヤシ油」【やしゆ】です。

ココヤシに成る果実がココナッツであり、この大きな種子から抽出され、精製したものを指します。

色は少し黄色身がかかっている油です。

作り方としては、ドライとウェットがあり、種子の核果に入っている胚乳を太陽の日差しでしっかり乾燥させてからコプラを作り出し、圧縮して搾れば原油が出てきます。

ウェットプロセスでは、すり潰した胚乳から採取したココナッツミルクより水を取り除き、遠心分離機や熱、電気分解などで油を抽出して出荷するわけです。


「ココナッツオイル」とは?

ココヤシから採取されるのが「ココナッツオイル」です。

実の胚乳からできる油であり、消化に優れた中鎖脂肪酸をたっぷり含みます。

酸化しにくいので容器の蓋を開けても日持ちし、加熱する料理でも栄養成分が壊れ難いのが利点です。

このオイルの作り方は圧縮機でココナッツを液体状にするときは高温か低温にして、しっかり圧縮した後に搾り、最後に不純物を濾過して取り出す工程を経て容器に入れて出荷します。

食用として料理や揚げ物だけでなく、髪の毛や肌に塗る商品もあるなど様々な使い方ができるオイルです。


「ヤシ油」と「ココナッツオイル」の違い

「ヤシ油」「ココナッツオイル」の違いを、分かりやすく解説します。

ココヤシから採れる油を「ヤシ油」といい、種子から取り出した油を食べやすく精製したものです。

精製する方法にはウェットプロセスとドライトウェットという方法があり、使いやすく液状にします。

もう一つの「ココナッツオイル」はココヤシの実の胚乳から出る油です。

バージンココナッツオイルはあえて精製しないままオイルを低い温度で圧縮しています。

精製という意味があるRBDココナッツオイルは圧搾とき高い温度で行ってから化学処理して出荷されるオイルです。

抗菌効果があるラウリン酸を多く含み、免疫力を高める効果をもたらします。

また、内臓脂肪低減も期待できる中高年にも最適です。

まとめ

同じココヤシから抽出されるものですが、精製の仕方や使い方に違いがありますので、メーカーのサイトや画像などで見比べてみるといいでしょう。

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