この記事では、「シフォン」と「オーガンジー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シフォン」とは?
「シフォン」とは軽くて柔らかい、布生地をいいます。
朝日をとおす薄手のカーテンのような素材をあらわし、レースのような透明感があります。
パステル調の無地が一般的ですが、桜や葉っぱなどの柄が混ざっていることも。
透けて見える生地なので、野暮ったくなりすぎずエレガントに見えます。
ベリーダンスの衣装、ブラウスの袖部分、フレアスカートの裾などに用いられています。
「オーガンジー」とは?
「オーガンジー」とはハリのある、固さを帯びた織物をいいます。
縦と横の糸を互い違いに編んでいく平織りの生地で、横に引っ張ってもくたびれない性質をしています。
透明感があるものの丈夫なので、色々なアイテムに加工できます。
高級感もあるため、入学式のコサージュ、花嫁さんのドレス、イブニングドレスのショールにも用いられています。
「シフォン」と「オーガンジー」の違い
「シフォン」と「オーガンジー」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも透け感のある、美しい生地をあらわします。
より軽さがあるのが「シフォン」、厚みがあって固いのが「オーガンジー」です。
そのため普段使いの洋服には「シフォン」、よそゆきのドレスや雑貨には「オーガンジー」が用いられています。
TPOにあわせて、用いる素材を変えてみるといいでしょう。
「シフォン」の例文
・『春めいたシフォンスカートを買った』
・『袖口にシフォンが付いた、トップスを合わせた』
「オーガンジー」の例文
・『フラダンスの発表会に、オーガンジーのドレスを着た』
・『結婚式のお菓子を、オーガンジーの袋で包んだ』
まとめ
「シフォン」と「オーガンジー」の違いをお伝えしました。
どちらもスケルトン素材の生地をいいます。
柔らかいのが「シフォン」、紙のように固いのが「オーガンジー」です。
違いを知って、役立ててください。