この記事では、「グローエ」と「ハンスグローエ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「グローエ」とは?
グローエとは、ドイツの水栓メーカーの1つです。
1936年にフリードリヒ・グローエによってドイツのウェストフェリア州ヘマ市に誕生しました。
水栓金具のメーカーとして、造形美と機能美を兼ね備えた製品を世に送り出しています。
キッチン水栓や浴室水栓、洗面水栓などを手掛けており、シャワーシステムや洗面器、トイレといった水回りのアイテムが沢山あります。
水栓は洗練されたデザインで、ヘッドが引き出せるタイプや浄水機能付きのものなど様々です。
国際的なデザイン賞も獲得したことがあります。
「ハンスグローエ」とは?
ハンスグローエとは、バスルーム作りのパイオニアとして知られるハンス・グローエが自らの名前を冠して創業した会社です。
1901年に創業しています。
長男であるクラウス・グローエが跡を継ぎました。
キッチンや浴室、トイレなどの水栓金具を手掛けています。
ハンスグローエのキッチン水栓はデザイン性に優れ、著名なデザイナーと連携して共同開発を行っています。
また、あらゆるタイプを用意しており、水を流したり止めたりするのをボタン1つで行えたり、70㎝以上水栓を引き出せるタイプ等もあります。
「グローエ」と「ハンスグローエ」の違い
グローエもハンスグローエもドイツの水栓メーカーです。
ハンス・グローエという人物が創業し長男が跡を継いだのがハンスグローエで、次男が自ら創業したのがグローエになります。
どちらも優れたデザイン性が魅力ですが、そのデザインには違いがあります。
グローエはデザインを外注せずに、インハウスデザイナーが全てのデザインを担当しています。
そのため一目でグローエと分かる洗練されたデザインです。
ハンスグローエでは、国際的に著名なデザイナーと共同開発をしています。
まとめ
グローエとハンスグローエはどちらも水栓メーカーですが、全く異なる会社です。