この記事では、「ユリ」と「カサブランカ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ユリ」とは?
「ユリ(百合)」とは、ユリ科ユリ属に分類されている多年草の総称を表しています。
原種だけでも100種類以上あります。
代表種としては、「ヤマユリ」、「オニユリ」、「テッポウユリ」などがあります。
「ユリ」の開花時期は5月〜8月頃で、漏斗状の花が咲きます。
白色、ピンク色、または黄色などの花が咲き、強い芳香があります。
「ユリ」は「ヤマユリ」、「オニユリ」などの鱗茎(ゆり根)が食用になっています。
また、「オニユリ」は薬用にも用いられています。
生薬名は「百合(ビャクゴウ)」です。
「カサブランカ」とは?
「カサブランカ」とは、ユリ科ユリ属に属している多年草のことを指しています。
「カサブランカ」は「ユリ」の交雑種で、オリエンタルハイブリッド系の園芸品種の一種です。
「カサブランカ」はオランダで改良されました。
スペイン語で「白い家」という意味があります。
「カサブランカ」の日本での開花時期は6月〜8月頃です。
総状花序で6弁花の純白の花が咲きます。
花は大輪で、径は20㎝〜25㎝くらいあります。
「カサブランカ」の葉は互生の単葉で全縁です。
「カサブランカ」は「ユリの女王」と呼ばれ、ウェディングや贈り物などに利用されています。
「ユリ」と「カサブランカ」の違い
「ユリ」と「カサブランカ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ユリ」はユリ科ユリ属の植物の総称で、「カサブランカ」はその中の園芸品種の一つになります。
「ユリ」と「カサブランカ」にはこのような違いがあります。
まとめ
「ユリ」の別称には、「リリー」があります。
また、「ユリ」の英語表記は「Lily」になります。
そして、「カサブランカ」には、「リリー」、「オリエンタルリリー」などの別名があります。
さらに、「カサブランカ」は英語で「リリー」、「Casa Blanca lily」などと表記します。
今回は「ユリ」と「カサブランカ」の意味や違いなどについて述べてきました。
「ユリ」と「カサブランカ」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。