この記事では、「エリスリトール」と「ラカント」の違いを分かりやすく説明していきます。
「エリスリトール」とは?
糖アルコールの一種です。
甘味料として利用されています。
ビスケット、ガム、飲料などに用いられています。
果物、みそ、キノコ、ワインなど一部の食品に含まれています。
商品として販売されているものは、トウモロコシを原料にして酵素を用いて発酵させて製造をしています。
カロリーは0キロカロリーです。
甘味はショ糖を100とした場合、「エリスリトール」は75〜85です。
血糖値に影響を与えることはない、虫歯の原因になる酸を作らないなどの特徴もあります。
「ラカント」とは?
ウリ科の植物の羅漢果のエキスのことです。
製品として販売されているものには、液状のものと顆粒状のものとがあります。
カロリーは0キロカロリーです。
「サラヤ」が販売している「ラカント」は、「エリスリトール」と「羅漢果」のエキスをバランスよく配合することで、砂糖と同じような甘さを作り出しています。
砂糖とほぼ同じ甘さなので、料理を作る際に砂糖と同じように計量できます。
面倒な換算の必要がありません。
加熱をしても甘味は変わりません。
砂糖は加熱をするとカラメル化をしますが、「ラカント」は加熱をしてもカラメル化はしません。
そのため、プリンのカラメルなどは作ることができません。
「エリスリトール」と「ラカント」の違い
「エリスリトール」と「ラカント」の違いを、分かりやすく解説します。
どちれも天然の素材を原料とした甘味料です。
前者はトウモロコシに酵素を加えて発酵させて製造をしています。
後者はウリ科の羅漢果という植物を原料としています。
どちらもカロリーは0です。
甘味は前者は砂糖よりもやや甘みが弱く、後者は砂糖とほぼ同じような甘さです。
まとめ
天然のものを使用して作られた甘味料と言う点では同じですが、何を原料にしているのかが異なります。