季節が変わって寒くなると妙に食べたくなるのが、おでんという食べ物です。
その中にはさまざまな具材が入っていますが、多くは練り物で、「はんぺん」と「ちくわ」はその代表的なものです。
それでは、この「はんぺん」とはどういう意味でしょうか。
また、「ちくわ」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「はんぺん」と「ちくわ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「はんぺん」とは?
「はんぺん」とは、「半片」とも呼ばれる、魚のすり身に山芋などの材料を加えて茹でたものを主に三角形に切って供される食べ物です。
おでんをはじめとして、出汁に浸して食べたり、場合によってはさらに焼いて食べたりします。
「ちくわ」とは?
「ちくわ」とは、「竹輪」とも呼ばれる、魚のすり身をこねたものを竹などに巻き付けて焼いて仕上げた食べ物のことです。
食べる時には、竹から抜いて、輪切りにし、おでんをはじめとして、煮物や麺料理などに使われます。
「はんぺん」と「ちくわ」の違い
「はんぺん」と「ちくわ」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つのは、おでんの具として有名な練り物であることは同じですが、その作成方法が違うため、見た目も食感も味も違います。
この2つの食べ物の違いを最も簡単に伝えるならば、表面が茶色でしっかりとした歯触りで弾力がある「ちくわ」に対して、「はんぺん」は白くてふわふわの食感であるということになります。
このように最も大きな違いは歯触りと色ということでしょう。
その違いはまず、「はんぺん」の原材料に山芋と卵黄が含まれていることで、これらによってふんわりとした食感が得られます。
また、焼いて作る「ちくわ」には表面に焼き色がつき、味にもアクセントを加えますが、「はんぺん」は茹でるのでそのような部分はありません。
まとめ
この記事では、「はんぺん」と「ちくわ」の違いを、解説してきました。
この2つに関しては、魚のすり身を元に作られたものであることは同じですが、そもそも違う食べ物なので、人によって好き嫌いも大きく違うのが特徴です。