この記事では、「なめたけ」と「えのき」の違いを分かりやすく説明していきます。
「なめたけ」とは?
きのこの一種の別名、またはエノキタケを醤油や砂糖などとともに甘辛く煮た食べものです。
きのこの一種の別名という意味では、何のきのこを指すのか地域によって異なります。
エノキタケやナメコを指す場合が多いです。
エノキタケを醤油や砂糖などで甘辛く煮た食べものは、ビン入りでスーパーなどで売られています。
また、自分で作ることも可能です。
そのまま食べる他、和え物に加えたり、卵焼きに加えたり、混ぜご飯にしたりなどしても食べられています。
ビン入りで販売されているものは、製品によって固形分とタレの割合が異なります。
固形分の割合が抑えられているものはタレの甘辛さを楽しめ、固形分が多く入っているものはきのこのシャキシャキ感を楽しめます。
「えのき」とは?
きのこの一種です。
エノキタケとも呼ばれています。
エノキという樹木の枯れ木や切り株から生えてくることから、このように呼ばれています。
エノキ以外にも、枯れたコナラ、ヤナギ、ポプラなどからも生えてきます。
一般に流通するものは光にあてずに栽培されており、全体的に白く、軸が細長いです。
食物繊維が豊富で、シャキシャキとした食感があります。
ただし、加熱をしすぎると風味と食感が損なわれます。
栄養素としては、ビタミンB1を多く含有しています。
ビタミンB1には、糖質からのエネルギー生産をしたり、皮膚や粘膜の健康を維持したりする働きがあります。
「なめたけ」と「えのき」の違い
「なめたけ」と「えのき」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は、きのこの一種の名前として使われていたり、醤油や砂糖などで甘辛く煮た食べものを指したりしています。
後者はきのこの一種です。
醤油などと煮た食べものに使われるきのこは、「えのき」です。
「えのき」という場合は、調理していないものを指します。
まとめ
「えのき」はきのこの一種で、これを調理したものに「なめたけ」があります。