この記事では、「こごむ」と「かがむ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「こごむ」とは?
「こごむ」には以下の意味が含まれており、漢字では「屈む」と表記されます。
・『足や腰を曲げて姿勢を低くすること』
・『背中を丸く曲げた姿勢になること』
・『猫背のような体つきになる』
「こごむ」の使い方
「こごむ」は動詞として使われています。
「かがむ」とは?
「かがむ」には以下の意味が含まれており、漢字では「屈む」と表記されます。
・『腰などが前に曲がること』
・『腰や膝を折り曲げて姿勢を低くする』
「かがむ」の使い方
「かがむ」は動詞として使われています。
「こごむ」と「かがむ」の違い
「こごむ」と「かがむ」はどちらも主に「腰や背、手、足などが折れたように体を曲げること」という意味を含める言葉です。
したがって、2語は同義語の関係に当たると解釈できるでしょう。
特に「こごむ」は「体全体を小さくする」というニュアンスが含まれています。
ちなみに、どちらも漢字では同じく「屈む」と書きます。
「こごむ」の例文
・『足下に何か落ちていたので、こごんで拾った』
・『お腹が痛かったのか、男性はうずくまるようにこごんでいた』
・『悲しみに打ちのめされた彼女は膝を抱え、こごんで涙を流した』
・『子供たちは体をこごめて、昆虫がエサを食べる様子を観察していた』
「かがむ」の例文
・『忍者は敵に見つからないように、草陰にかがんで身を潜めた』
・『身をかがめるようにして、背中の筋肉のストレッチを行ってください』
・『兵士たちはライフルを構え、身をかがめて前進した』
・『調査員は身をかがめて、洞穴の奥を覗いていた』
まとめ
「こごむ」と「かがむ」はどちらも主に「腰や手足を曲げて、姿勢を低くする」という意味を表す言葉です。
同じような意味を含めることから、2語は同義語の関係に当たるということでした。
ちなみに、どちらも漢字では「屈む」と書きます。