ダイヤモンド「VVS1」と「VVS2」の違いとは?分かりやすく解釈

「VVS1」と「VVS2」の違いとは?違い

この記事では、ダイヤモンドの「VVS1」「VVS2」の違いを分かりやすく説明していきます。

「VVS1」とは?

VVS1とはダイヤモンドのクラリティのグレードの1つで、内包物がほんのわずかに見られるものをいいます。

クラリティは透明度を表す指標で、内包物やキズがどの程度あるのかによってグレードが決まります。

ダイヤモンドは地底の深い部分で天然に作られるので、内包物やキズがあるのが普通です。

クラリティのグレードは、「FL」から「I3」まで11に分かれています。

VVS1はFLとIFに次ぐグレードになります。

VVSは「Very Very Slightly Included」の略で、ごくごくわずかな内包物を表しています。


「VVS2」とは?

VVS2 もダイヤモンドのクラリティグレードの1つで、VVS1に次ぐグレードです。

ごくごくわずかに内包物が含まれており、VVS1よりも少し内包物の量が多い状態を指します。

ジュエリー市場などで流通しているダイヤモンドの中では、高いグレードといえます。

それにVS1、VS2と続きます。


「VVS1」と「VVS2」の違い

VVS1もVVS2も流通しているダイヤモンドの中では、かなり高品質なグレードになります。

熟練したグレーダーが10倍に拡大しても内包物が確認できるかどうかといったレベルです。

VVS1よりもごく微細な内包物がほんの少し多かったり表面にごくわずかキズがあったりすると、VVS2となります。

ただし、その差は肉眼では分かりません。

また、10倍に拡大した際にごくわずかな内包物が確認できる場合にはVS1となります。

VVS1よりもグレードが高いのはFLとIFですが、FLはキズも内包物も全くない最もグレードの高いダイヤモンドなので市場で流通することはまずありません。

まとめ

クラリティのグレードが高いのはVVS1の方です。

VVS2は、VVS1よりもほんの少しだけ内包物が多かったりキズがあったりします。

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