「再び」と「改めて」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「再び」と「改めて」の違いとは?違い

この記事では、「再び」「改めて」の違いを分かりやすく説明していきます。

「再び」とは?

同じ動作や状態を繰り返すことを「再び」と言います。

二番目、二度目、と言い換えることもでき、「再び上昇する」「再びの来訪」「再び悪化する」などといった形で使用します。

「再び」「二番目」「二度目」などと言い換えることができるほか、「又又」「再度」「もう一度」「またもや」「以前と同様」などと言い換えることも可能です。


「改めて」とは?

「改めて」には、再び新しく行うこと、もう一度、別の機会にといった意味があります。

一度目で達成することができなかったことなどに対し計画を立て直し再チャレンジするといった意味が「改めて」にはあります。

また、「親を亡くし改めて親の有難みを知った」のように、初めて経験するように感じること、今更のようにといった意味もあります。

言い換えること「新たに」「さらに」「出直して」などになります。


「再び」と「改めて」の違い

「再び」「改めて」の違いを、分かりやすく解説します。

再度やもう一度といった意味を持つ「再び」「改めて」

ただし、それぞれの言葉が持つ意味には違いがあります。

「再び」は同じことをもう一度行うことを意味しますが、「改めて」は違います。

「改めて」の場合は再び新しく行うこと、もう一度、別の機会にといった意味があり、同じことを行うのではありません。

加えて、「改めて」には、「改めて、ご挨拶に伺います」のように、「また今度」といった挨拶にも用いられます。

「再び」の例文

・『再び彼と付き合うことができたものの、やはり長続きすることはできなかった』
・『休止状態だったバンドが再び活動を開始するという噂を聞き嬉しくなった』

「改めて」の例文

・『ケガから復帰し、ボールを触った時に改めて自分には野球しかないと思えた』
・『お詫びは、日を改めて伺うことにしました』

まとめ

以上のように「再び」「改めて」は異なる意味を持つ言葉です。

そのため、正しい使い分けが求められます。

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