この記事では、「ホラー映画」【ほらーえいが】と「サスペンス映画」【さすぺんすえいが】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ホラー映画」とは?意味
視聴者に恐怖を与える内容の作品を「ホラー映画」【ほらーえいが】と言います。
心霊を題材にしたものがホラーの分野に分類されていて、幽霊が出て人に緊張を与えたり、不安な気持ちにするものを指します。
また、得体の知れない不可思議なゾンビが出てきて人々を襲う場面や、未知なるものへの恐怖心を感じて楽しむわけです。
多くの人がこの映画を観ることで背筋が凍るような寒気を感じ、怖さの余韻をいつまでも楽しみたいと思うために選んでいます。
それだけホラーは心拍数が上がったり、血の気が引くため体温を下げるので、暑い夏に「ホラー映画」を上映する映画館が多いのです。
「サスペンス映画」とは?意味
人間が巻き起こす事件や事故を題材にしたものを「サスペンス映画」【さすぺんすえいが】と呼びます。
人を恐怖に陥れてやろうと思う殺人鬼がしだいに凶悪犯と変わっていき、追い込んでいくじわじわ迫りくる怖さを感じさせるわけです。
主人公を殺すため追いかけ回して追い詰めていく展開や、周囲の者が犠牲になるのがこの映画の醍醐味でもあります。
元々は観客の心を宙吊りにしてしまうほどの恐怖を与えるといった場面は、ズボンのサスペンダーからきています。
「ホラー映画」と「サスペンス映画」の違い
どちらも視聴者の心理を不安にする映画ですが、心霊的なものに恐怖を覚えるのが「ホラー映画」であり、泣きたくなったり、つらいと思う気持ちになる作品を指します。
目の前にいきなり幽霊が出てきて人を驚かせたり、霊がとりついて悪さするなど普通なら出会わないものに出会ってしまう恐怖を感じて寒気が襲うわけです。
もう一方の「サスペンス映画」は、人が極悪な凶悪犯と化し、人々を襲ってひどい目に遭わせます。
たいていは血が吹き飛んだり、死に方が残忍であるところから殺人鬼の異様さと残忍さから恐怖を味わうという違いがあるわけです。
まとめ
人の恐怖心を刺激しては、心理的に追い込んでいく映画を2つご紹介しました。
この世の者ではない得体の知れないもので恐怖を感じたいときは幽霊やゾンビが出てくる作品を、人の残忍さを楽しみたい人は推理要素が含まれるサスペンスを選ぶといいでしょう。
