「メートル」と「マイル」の違いとは?分かりやすく解釈

「メートル」と「マイル」の違いとは?違い

アメリカに旅行すると一番困るのがレンタカーを運転することかもしれません。

ハンドルは左にあり、ワイパーとウィンカーも逆側、そして最も困るのは速度がマイル表示で、感覚的にどのくらいなのかわからないことです。

この記事では、「メートル」「マイル」の違いを分かりやすく説明していきます。

「メートル」とは?

「メートル」とは、日本および世界のほとんどの国で使用されている長さの単位です。

単位としては全て「メートル」で表されますが、長いものにはキロを付け、短いものにはセンチ、ミリ、ナノを付けて数字を見やすくします。

元々は1790年にフランスで定められたもので、日本ではメートル法を採用する前は尺貫法と呼ばれるものを使用していて、長さは「寸」「尺」「町」「里」などで計られていました。


「マイル」とは?

「マイル」とは、主にアメリカで使用されているヤード・ポンド法の長さの単位です。

一般的に使われているマイルは「国際マイル」と言うもので、それ以外に「測量マイル」もあり、若干長さが違います。

1マイルは1760ヤードで、日本は「海里」と言われている長さは「nautical mile」の略でこれも「マイル」ですが、普通の「マイル」よりはかなり長くなっています。

元々はイギリスなどで使われていたので、イギリスや日本では今でも競馬や鉄道などの世界で使用されることもあります。


「メートル」と「マイル」の違い

「メートル」「マイル」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは長さの単位として使われていますが、違った基準で制定されたものです。

違いを一言で言えば、「1マイルは約1600メートル」と言うことになります。

逆にアメリカの多くの州の高速道路の制限速度の時速70マイルは時速約113キロメートルになります。

まとめ

ここまで説明して来たように、アメリカでは今でも世界共通と言えるメートル法を使わないで、独自の単位であるヤードとマイルを使用しています。

当然、ヨーロッパや日本で製造される自動車に関しても、そのままではアメリカに輸出することはできないという不都合も起きています。

しかし、今の状況では、これが変更されるのは難しいでしょう。

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