BBクリームやファンデーションのような下地の化粧品を選択する時に最も重要なもののひとつがカラーです。
そのカラーの中でポピュラーなものが「オークル」と呼ばれるものです。
それでは、この「オークル」とはどういう意味でしょうか。
また、「ベージュ」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「オークル」と「ベージュ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「オークル」とは?
「オークル」とは、英語の「ochre」あるいは「ocher」をカタカナで表記したもので、ファンデーションの色などに使用される名前のことです。
元々の意味としては「黄土」のことを言います。
「ベージュ」とは?
「ベージュ」とは、英語の「beige」をカタカナ表記したもので、ファンデーションの色などに使用される名前のことです。
元々の意味としては「染色していない羊毛」の色のことを指します。
「オークル」と「ベージュ」の違い
「オークル」と「ベージュ」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、ファンデーションなどの化粧品のカラーの名前であることは同じで、似たような色ですが、そもそも色として違います。
カラーの命名の基準に関してはメーカーで異なるのでここでの説明は一般的な基準でのものです。
この2つの色の違いを簡単に説明するなら、「ベージュ」は生の羊毛の色で、「オークル」は中国の黄土の色のことということになります。
色味の違いとしては、「オークル」のほうが黄色い色が強く、「ベージュ」は赤い色が強いということです。
もっとわかりやすい言い方をするなら、色鉛筆の色の「おうどいろ」が「オークル」、「はだいろ」が「ベージュ」というのが近いでしょう。
まとめ
この記事では、「オークル」と「ベージュ」の違いを、解説してきました。
ファンデーションを選ぶ時にカラーを選択しますが、その名前はメーカーやモデルによって違うので、できる限り現物を見て、肌につけてみて確認するのが一番確実でしょう。
