この記事では、「おしゃれ」と「身だしなみ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「おしゃれ」とは?
「おしゃれ」とは、「服装や言動などを、洗練された様子に見せようと気を配ること」という意味です。
自分が人にこう見せたいと思って工夫することを表します。
「おしゃれ」の言葉の使い方
「おしゃれ」は名詞・形容動詞として「おしゃれだ・である」「おしゃれな帽子」などと使われます。
漢字で「お洒落」と書きますが、語源は「ざれる(戯れる)」という語とされています。
「ざれる」は「ふざける」という意味の他に、「風情がある」「趣がある」という意味があります。
ここから転じて「しゃれる」になり、「しゃれ」に美化語「お」が付いて「おしゃれ」になりました。
基本的に、自分がこうありたいと思う洗練された姿になる為に、服装や言動などに気を遣うことに使われる言葉です。
「身だしなみ」とは?
「身だしなみ」とは、「服装や髪型、衛生面などを、人に良く見せようと気を配ること」という意味です。
人員不快な思いをさせない様に、自分の見た目を整えることを表します。
「身だしなみ」の言葉の使い方
「身だしなみ」は名詞として「身だしなみを整える」「身だしなみチェック」などと使われます。
「身+たしなみ」から成り立っている語で、「身」は「自分」という意味、「たしなみ」は動詞「嗜む(たしなむ)」の連用形が名詞化した語で、「好み・嗜好」という意味の他に「心がけ」「心構え」という意味があります。
「自分への心構えを持つ」という意味で使われる様になりました。
基本的に、人を不快にさせないために見た目を整えることに使われる言葉です。
「おしゃれ」と「身だしなみ」の違い
「おしゃれ」は「自分がこうありたいと思う洗練された姿になる為に、服装や言動などに気を遣うこと」です。
「身だしなみ」は「人を不快にさせないために見た目を整えること」です。
「おしゃれ」の例文
「おしゃれ」の例文は以下の通りです。
・『彼女は毎日の服装がとてもおしゃれだ』
・『オシャレなカフェでお茶する』
「身だしなみ」の例文
「身だしなみ」の例文は以下の通りです。
・『面接なので身だしなみに注意する』
・『出社前に身だしなみを整える』
まとめ
今回は「おしゃれ」と「身だしなみ」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。