この記事では、「マーケットプレイス型」と「テナント型」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マーケットプレイス型」とは?
「マーケットプレイス型」とは商品のみを出品する形の利用方法です。
イメージとしてはECモールに「マーケットプレイス型」で登録することで自分の商品を卸し、対応するECモールの売り場に並べてもらうというような形になります。
商品ページである程度商品説明もできますが商品画像や文章での説明になり、特徴を挙げるための画像などの工夫はできません。
ですがサイト管理をECモールの運営に丸投げできるので手間がかからないのが特徴です。
「テナント型」とは?
「テナント型」とはECモールに出店する形で商品を取り扱う方法です。
ECモールの中にECサイトを作らせてもらい、そこで商品を紹介し販売する形になります。
商品紹介ページのデザインにも自由が利き他の自社商品への誘導もしやすいので、そのECモールで競合する商品が取り扱われていても個性を出しやすいのが魅力です。
ただしその分運営は自社でしなければならないので手間はかかりますし、手数料や出店料と言ったコストも高くなります。
「マーケットプレイス型」と「テナント型」の違い
「マーケットプレイス型」と「テナント型」の違いを、分かりやすく解説します。
ECモールの商品販売ページに商品だけ並べてもらうのが「マーケットプレイス型」で、ECモールに自分のECサイトを作らせてもらうのが「テナント型」です。
「マーケットプレイス型」は手間もコストもかかりませんが競合相手がいると個性が出しにくく、「テナント型」は特徴的に見せるよう工夫できますが運営に手間とコストがかかります。
まとめ
販路を増やしたいだけなら「マーケットプレイス型」の方が手軽に販路を増やせますが競合相手が多いと埋もれがちになってしまうので、何種類か出品して本格的に販売したいなら「テナント型」にする方が売上に繋げやすくなります。
ただし出品して終わりの「マーケットプレイス型」に比べ「テナント型」は運営に手間もかかりますしコストも高くなるのでとりあえず「テナント型」にしておけばいいというわけでもありません。