この記事では、ブリジストンブリザックの「VRX2」と「VRX3」の違いを分かりやすく説明していきます。
「VRX2」とは?
VRX2とは、日本を代表するタイヤメーカーのブリジストンが2017年に発売を開始したスタッドレスタイヤのです。
ブリザックシリーズは高性能なスタッドレスタイヤとして人気が高く、北海道や東北地方など雪が多い地域で高いシェアを獲得しています。
VRX2は前のVRXから進化したモデルで、アクティブ発泡ゴム2という素材が使われました。
ゴムの中に多数の気泡が含まれており、氷上の水の膜を取り除いてグリップすることができます。
「VRX3」とは?
VRX3は、ブリジストンが販売しているスタッドレスタイヤのブリザックシリーズのモデルです。
2021年9月から販売をスタートしており、VRX2よりも進化したモデルとなっています。
素材にはフレキシブル発砲ゴムが使われていて、新しく開発された素材です。
氷上グリップの性能はVRX2よりも向上しました。
フレキシブル発泡ゴムは、従来までの球状の発泡ではなく楕円形状の発泡になっているのが特徴です。
毛細管現象が発生するので、より吸水力が高まりました。
「VRX2」と「VRX3」の違い
VRX2もVRX3もブリジストンのブリザックシリーズのモデルですが、VRX2の方がVRX3よりも前に発売されたモデルです。
VRX3の方がVRX2よりも性能が向上していて、氷上でのグリップ力がアップしています。
VRX2に使われているのはアクティブ発泡ゴムという素材ですが、VRX3に使われているのはフレキシブル発泡ゴムという素材になります。
また、VRX3はVRX2に比べてタイヤパターン等も改善されています。
それにより雪道や凍結している路面でもさらに滑りにくく安全性が高まりました。
まとめ
VRX2から進化したモデルがVRX3になります。
氷上でのグリップ力が向上しており、性能が高まっています。