タイヤの扁平率「40」と「45」の違いとは?分かりやすく解釈

「40」と「45」の違いとは?分かりやすく解釈違い

自動車に装着されているタイヤを見ると、側面になにやら記号のようなものが書かれています。

たとえば、メルセデスのSクラスの標準のタイヤのひとつには「275/40R19」と書かれています。

この中の40とは扁平率のことです。

それでは、タイヤの扁平率「40」とはどういう意味でしょうか。

また、「45」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、タイヤの扁平率「40」「45」の違いを分かりやすく説明していきます。

タイヤの扁平率「40」とは?

タイヤの扁平率「40」とは、現在ではスポーツタイプの自動車の標準とも言えるもので、多くの輸入車や国産車に装着されています。

高い扁平率のタイヤに比べると、走行時の安定性、特にコーナリング時の性能が上がります、しかし、逆に乗りごごちは悪くなり、燃費も悪くなります。


タイヤの扁平率「45」とは?

タイヤの扁平率「45」とは、現在はスポーツタイプの自動車の標準の扁平率で、多くの車に装着されています、タイプとしてはセダンタイプの高性能車が多いと言えます。


タイヤの扁平率「40」と「45」の違い

タイヤの扁平率「40」「45」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つの言葉は、主にスポーツタイプの自動車に使われているタイヤの扁平率の数字であることは同じですが、数字が違うということは扁平率が違うということで、性能も変わってきます。

そもそも扁平率とはタイヤの接地部分の断面の幅に対する高さの比率のことで、低くなるにつれてタイヤの丸い部分を横から見た時の厚みがなくなっていきます。

20年くらい前の普通の乗用車は80くらいの扁平率でしたが、そこからどんどん薄くなってゆき。

今では高性能スポーツカーで30-35くらいで、普通のセダンでも40-50くらいが普通になっています。

それでは、「40」「45」ではどのように違いが出てくるのでしょうか。

このくらいの差のタイヤは、前後で違うことが多いと言えます。

たとえば、メルセデスのSクラスでは、標準で前が「45」で後ろが「40」になっています。

エンジンが前にあって、駆動が後ろなので、後ろが若干扁平率が低い方が走行時に安定するからです。

まとめ

この記事では、タイヤの扁平率「40」「45」の違いを、解説してきました。

このような扁平率のタイヤは、昔はあまり見ることもなかったものですが、今では周りを見渡せばたくさん見ることができます。

つまり、どんどん扁平率の標準が低くなっているのです。

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