この記事では、「節約」と「節電」の違いを分かりやすく説明していきます。
「節約」とは?
「節約」は「せつやく」と読みます。
意味は「資源や金銭など、物のむだ遣いをやめて切り詰めること」です。
「節約」の言葉の使い方
「節約」は名詞として「節約する・した」「節約生活」などと使われます。
「節」は「ふし」とも読み「竹のつなぎ目」から転じて「度をこえないようにおさえる」「言動にけじめをつけてはみ出ないこと」という意味、「約」は「ひもで締める」から転じて「むだを捨て全体を引き締める」という意味、「節約」で「紐で締めてつなぎ目を作ること」から転じて「度を超えない様に無駄を捨て全体を引き締めること」になります。
基本的に、光熱費に限らずあらゆるものの無駄をなくすことに使われます。
「節電」とは?
「節電」は「せつでん」と読みます。
意味は「電力の使用量のむだをやめて切り詰めること」です。
「節電」の言葉の使い方
「節電」は名詞として「節電する・した」「節電を心がける」などと使われます。
「節」は「度をこえないようにおさえる」「言動にけじめをつけてはみ出ないこと」という意味、「電」は「電力」「電気」という意味、「節電」で「電気の使用量を、度を超えない様に抑えること」になります。
基本的に、電気の無駄遣いを抑えることに使われます。
「節約」と「節電」の違い
「節約」は「度を超えない様に無駄を捨て、全体を引き締めること、あらゆる物に使われる」です。
「節電」は「電気の使用量を、度を超えない様に抑えること」です。
「節約」の例文
「節約」の例文は以下の通りです。
・『車を買う為に節約する』
・『会社からの要請でコピー紙を節約する』
「節電」の例文
「節電」の例文は以下の通りです。
・『電力会社から節電要請が来る』
・『電球を一つおきに外して節電する』
まとめ
今回は「節約」と「節電」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。
