この記事では、「普通のチョコ」と「ホワイトチョコ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「普通のチョコ」とは?
「普通のチョコ」とはカカオマスが4割から6割の割合で入っているチョコレートです。
カカオ豆をローストして胚乳をすり潰すと胚乳に含まれる油分であるカカオバターが粉末状の胚乳と混ざりあい、それが冷めて固まるとチョコレートの原料であるカカオマスができます。
そしてカカオマスとココアバターや砂糖などを混ぜて作られたチョコがいわゆる「普通のチョコ」です。
一般的な「普通のチョコ」はカカオマスの含有率が4割から6割で、カカオマスの含有率が高いほど苦くなります。
「ホワイトチョコ」とは?
「ホワイトチョコ」とはカカオマスを一切使わずに作ったチョコレートです。
カカオマスを一切使わない代わりにカカオバターを多く使用し、他にも乳製品や砂糖と香料などを混ぜて作ります。
チョコの色が黒いのは焙煎されたカカオ豆の胚乳の色が黒いからです。
なので胚乳部分を含むカカオマスを使わず、カカオ豆の油分であるココアバターだけを使うと色がつかないため「ホワイトチョコ」は白や淡い黄色になります。
「普通のチョコ」と「ホワイトチョコ」の違い
「普通のチョコ」と「ホワイトチョコ」の違いを、分かりやすく解説します。
カカオマスを4割から6割と多く使い乳製品を使っていないチョコが「普通のチョコ」で、逆にカカオマスを使わず乳製品を使っているチョコが「ホワイトチョコ」です。
チョコの色はカカオマスの使用量によって変わるので「普通のチョコ」は濃い黒色になり「ホワイトチョコ」は名前通り白や淡い黄色になります。
まとめ
「普通のチョコ」と「ホワイトチョコ」の違いはチョコの原料であるカカオマスが含まれているかどうかと言えるでしょう。
ではカカオマスが一切使われていない「ホワイトチョコ」はチョコじゃないのではと思うかもしれませんが、ココアバターというカカオマスを作る上で重要な油分を使っているので「ホワイトチョコ」もちゃんとしたチョコの一種です。
