この記事では、「内金」と「手付金」の違いを分かりやすく説明していきます。
「内金」とは?
「内金」は「うちきん」と読みます。
意味は「不動産売買において、売買金額の一部として先に支払われる金銭のこと」です。
「内金」の言葉の使い方
「内金」は不動産用語として「内金を支払う・支払った」「内金として500万円」などと使われます。
「内」は「一定の範囲のなか」という意味、「金」は「お金・貨幣」という意味、「内金」で「不動産の売買契約後、最終支払いまでの間に支払う代金の一部」になります。
基本的に、慣例的なものであり、契約書に明記されているものではありません。
「手付金」とは?
「手付金」は「てつけきん」と読みます。
意味は、「不動産売買において、契約が成立して法律的効力を持たせる為に支払われる金銭のこと」です。
「手付金」の言葉の使い方
「手付金」は不動産用語として「手付金を支払う・支払った」「手付金が必要である」などと使われます。
「手付」は「自分のものであるとして最初に使うこと」から転じて「自分のものであると証明する」という意味、「金」は「お金・貨幣」という意味、「手付金」で「不動産の売買契約が成立したことを証明するた目に支払う金銭」になります。
基本的に、その後順調に契約が進んだ場合、売買代金の一部に充てられます。
「内金」と「手付金」の違い
「内金」は「不動産の売買契約後、最終支払いまでの間に支払う代金の一部」です。
「手付金」は「不動産売買において、契約が成立して法律的効力を持たせる為に支払われる金銭のこと」です。
「内金」の例文
「内金」の例文は以下の通りです。
・『手元にある分を内金として支払う』
・『引き渡しまでに内金で全額支払う』
「手付金」の例文
「手付金」の例文は以下の通りです。
・『手付金は幾らでも良いと言われた』
・『先に手付金を支払えば物件を確保できる』
まとめ
今回は「内金」と「手付金」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。