この記事では、「借金」と「借款」の違いを分かりやすく説明していきます。
「借金」とは?
「借金」は「しゃっきん」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「金銭を借りること、またはその金銭」という意味です。
2つ目は転じて「比喩として、競技に負けた回数が、勝った回数を上回っている時に、その差のこと」という意味です。
「借金」の言葉の使い方
「借金」は名詞として「借金する・した」「借金がある・ない」「借金地獄」などと使われます。
「借」は「か(りる)」とも読み「物や力をかりうける」「こころみに」という意味、「金」は「金銭」「貨幣」という意味、「借金」で「後で返すことを前提に、他人の金銭を自分のものとして使うこと」になります。
基本的に、口約束から正式な契約まで幅広く使われる言葉です。
「借款」とは?
「借款」は「しゃっかん」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「金銭を借り入れる条件に関する取り決めのこと」という意味です。
2つ目は「政府・公的機関が国際的に行う資金の長期にわたる賃借のこと」という意味です。
「借款」の言葉の使い方
「借款」は名詞として「借款を取り決める」「円借款・ドル借款」などと使われます。
「借」は「物や力をかりうける」「こころみに」という意味、「款」は「打ち解けた心」「法令・規約・証書などの箇条書き」「まとまった金額」という意味、「借款」で「物をかりうける際の条件の箇条書き」転じて「国際間の長期資金の賃借」になります。
「借金」と「借款」の違い
「借金」は「後で返すことを前提に、他人の金銭を自分のものとして使うこと」です。
「借款」は「物をかりうける際の条件の箇条書き」転じて「国際間の長期資金の賃借」です。
「借金」の例文
「借金」の例文は以下の通りです。
・『友達に飲み代を借金する』
・『借金で首が回らなくなる』
「借款」の例文
「借款」の例文は以下の通りです。
・『米国と借款を締結する』
・『億単位の借款を取り決める』
まとめ
今回は「借金」と「借款」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。
