最近はeスポーツがメジャーになったことも影響して、高性能なPCでゲームを行う人が増えています。
そのような時に使われるのがゲーム専用のものもたくさんある「ヘッドセット」です。
それでは、この「ヘッドセット」とはどういう意味でしょうか。
また、「ヘッドホン」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「ヘッドセット」と「ヘッドホン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ヘッドセット」とは?
「ヘッドセット」とは、英語の「headset」をカタカナで表記したもので、もともとはその名前のとおり「頭部に装着するなんらかの機能をもった装置」という意味ですが、今では、マイクが付いていて耳に装着した部分からは音がながれるようなもののことを言います。
「ヘッドホン」とは?
「ヘッドホン」とは、英語の「headphone」をカタカナで表記したもので、一般的にはカップとバンドで頭の上から耳の上に装着して音楽を聞く機器のことを差う言葉です。
「ヘッドセット」と「ヘッドホン」の違い
「ヘッドセット」と「ヘッドホン」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、形状もしていて音を聞くための装置であることも同じですが、他の部分が違います。
その違いを一言で言うなら、マイクが付いている「ヘッドホン」のことを「ヘッドセット」と言うということになります。
つまり、両者の違いはマイクがあるかどうかだけです。
しかし、現在販売されている「ヘッドホン」には、それとは分からない小型のマイクが内蔵されているものもありますが、これらのことは「ヘッドセット」とは言わないのが普通で、あくまでも本体から伸びたアームの先にマイクがついているもののことを「ヘッドセット」と言います。
まとめ
この記事では、「ヘッドセット」と「ヘッドホン」の違いを、解説してきました。
前述のようにすでに機能的には変わらないものを分けて呼んでいる背景にはコールセンターなどで古くから使用されている片耳型でマイクが付いた「ヘッドセット」の姿がイメージとして残っているからでしょう。