この記事では、「ひよこ豆」と「大豆」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ひよこ豆」とは?
「ひよこ豆(雛豆)」とは、マメ科ヒヨコマメ属に分類されている自殖性作物のことを意味しています。
自殖性作物とは自家受粉を行う作物で、他にもイネ、コムギ、オオムギなどが挙げられます。
「ひよこ豆」の原産はトルコとも言われており、7500年前にはあったようです。
「ひよこ豆」は見た目がひよこのような形で、鳥のくちばしのような突起があるところから、この名前がつけられました。
豆が食用に利用されています。
日本ではアメリカ、カナダ、メキシコなどから輸入しています。
「大豆」とは?
「大豆(ダイズ)」とは、マメ科ダイズ属に属している多年草、または一年草の豆類のことを表しています。
「大豆」は「ツルマメ」が起源とも言われ、日本へはかなり古くに伝来しています。
「古事記」、「日本書紀」にも載っています。
豆は食用や絞油用、または飼料などに用いられています。
「ひよこ豆」と「大豆」の違い
「ひよこ豆」と「大豆」の違いを、分かりやすく解説します。
「ひよこ豆」はマメ科ヒヨコマメ属ですが、「大豆」はマメ科ダイズ属に属しています。
また、「ひよこ豆」は鳥のくちばしのような突起があるのに対し、「大豆」は球形や楕円形で、突起のようなものはありません。
「ひよこ豆」と「大豆」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
「ひよこ豆」の別称には、「ガルバンゾー」、「エジプト豆」、「チャナ豆」などがあります。
また、「ひよこ豆」の英語表記は「Chickpea 」、「Garbanzo beans」などになります。
そして、「大豆」の未成熟を「枝豆(エダマメ)」と言い、豆類ではなく、緑黄色野菜に分類されています。
さらに、「大豆」は英語で「soybean」、「soya bean」などと表記します。
今回は「ひよこ豆」と「大豆」の意味や違いなどについてみてきました。
「ひよこ豆」と「大豆」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。