この記事では、タイヤ「84H」と「88H」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「84H」とは?
タイヤの性能を分かりやすく数字と英語で表示したものが「84H」です。
ロードインデックスを表す84と、速度記号のHをタイヤの外側に表示しています。
タイヤ専門業者のHPで「84H」と検索すれば、すぐ内容を確かめられるようになっているわけです。
このロードインデックスとは、1本のタイヤでどのくらいの荷重を支えられるか、最大負荷能力である荷重指数を表します。
また、スピードレンジというHは最高速度を意味する記号となり、84であれば500kgまで支えられると分かるのです。
数字の後にHと表記してあれば、そのタイヤの最高速度は210km/hと分かります。
「88H」とは?
タイヤ1本が支えられる荷重指数と、最高速度を表すのが「88H」です。
88と表示してあれば、そのタイヤ1本で支えられる限界は560kgになります。
例えば、ブレーキを踏んだとき前輪にかかる車体の重さが560kgまでなら片輪でも大丈夫と分かりやすく表示するわけです。
そこにHが表示してあればそのタイヤでは210km/hまで速度が出せるという意味になります。
Hという記号であればタイヤがどの程度の能力が出せるか素早く業者や交換スタッフ、検査する者が見て確かめられるのです。
190km/hよりも210km/hのタイヤの方が硬いため運動性能が良く、TよりもHの方が燃費も良くなります。
「84H」と「88H」の違い
「84H」と「88H」の違いを、分かりやすく解説します。
LIと省略して表記するロードインデックスと、最高速度をタイヤの外側に表示したものが「84H」です。
走行しているとき、速度を下げるためにブレーキをかけたとき、タイヤ1本にかかる荷重指数を表す数字であり、その後に続く記号は最高速度を示します。
このことから84では500kg、88なら560㎏まで1本のタイヤで支えられると分かるわけです。
また、Hは最高速度を表す記号で210km/hとなります。
このロードインデックスを正常な数値にすれば、負荷能力を快適に出せるようになります。
まとめ
似ている数字ですが、タイヤで支えられる荷重や最大で出せる最高速度が異なりますので、タイヤを扱う業者の公式HPや資料などで違いを比べてみるといいでしょう。