この記事では、「乳児」と「用事」の違いを分かりやすく説明していきます。
「乳児(にゅうじ)」とは?
「乳児」とは、「生後1年ころまでの赤ちゃん」や「母乳で育てられ、歩き出すまでの時期の子ども」を意味する言葉です。
児童福祉法において、「乳児」は満1歳未満までの赤ちゃんのことを指します。
母乳で育つことに因み、「乳児」と呼ぶようになったとされています。
したがって、生後0か月の「乳児」は「新生児(しんせいじ)」とも呼ばれ、生後1カ月の「乳児」は「1カ月児」、生後2か月の「乳児」は「2カ月児」というように月齢で数えられるケースもあるようです。
生後半年頃になると、母乳を卒業して、離乳食を食べるようになります。
そして、授乳から食事へと完全に移行し、離乳を果たすと「乳児」は「幼児」へとなるのです。
「乳児」の使い方
「乳児」は名詞として使われています。
「幼児(ようじ)」とは?
「幼児」とは、「幼い子」や「満一歳から満六歳ぐらいまでの子ども」を意味する言葉です。
児童福祉法において、「幼児」は満一歳から小学校へ就学するまでの子どものことを指します。
「幼児」になると、自立心や自我が芽生え、自己主張を表すようになります。
また、1歳後半からは記憶力や集中力、思考力も育まれるのです。
2歳を過ぎた頃から、「幼児」には我慢や自立心も芽生え、3歳ごろから友達と遊んだりして、社会性が芽生えてきます。
「幼児」の使い方
「幼児」は名詞として使われています。
「乳児」と「幼児」の違い
「乳児」は主に満1歳未満までの赤ちゃんのことであり、「幼児」は主に満一歳から小学校へ通うぐらいの子どものことを指します。
「乳児」の例文
・『この施設では、家庭で保育を受けられない乳児を代わりに養育している』
「幼児」の例文
・『彼は幼児のころからピアノ教室に通っていたそうだ』
まとめ
満一歳未満の赤ちゃんが「乳児」であり、満一歳から満六歳ぐらいまでの子どもが「幼児」ということでした。