この記事では、「ミートローフ」と「スコッチエッグ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ミートローフ」とは?
ひき肉を使ったタネを型に入れて焼いた料理のことです。
英語の「ローフ」には、一塊という意味があります。
材料はひき肉を主としますが、豚肉やラム肉などを加えることもあります。
ここにたまねぎ、塩、コショウ、パン粉、卵などを加えて混ぜ合わせ、タネを作ります。
パン粉や卵には、つなぎの役割があります。
これを長方形の型に入れてオーブンで焼きます。
円形やリング状の型を使用することもあります。
食べるときには切り分けます。
アレンジが豊富な料理で、ゆで卵を肉で包むように中に入れることや、ミックスベジタブルを加えることなどもあります。
さまざまな楽しみ方ができる料理です。
「スコッチエッグ」とは?
殻をむいたゆで卵を、調理したひき肉で包み、パン粉を表面につけて、油で揚げた料理のことです。
「スコッチ」と名前につきますが、スコットランドの料理なのではありません。
ロンドンの高級百貨店の「フォートナム&メイソン」が考えたとされています。
肉は、牛または豚のひき肉を使用します。
ここにみじん切りにして炒めたたまねぎ、塩、コショウ、溶き卵、パン粉などを加えて混ぜ合わせます。
この肉で殻をむいたゆで卵を包み、パン粉をまぶします。
これをきつね色になるまで油で揚げたら完成です。
鶏卵を使用して作ることが多くありますが、ウズラの卵を使用することもあります。
「ミートローフ」と「スコッチエッグ」の違い
「ミートローフ」と「スコッチエッグ」の違いを、分かりやすく解説します。
ひき肉を使った料理という点が似ていますが、2つは違う食べものです。
前者は型に入れてオーブンで焼きます。
中に卵を入れないものが一般的ですが、アレンジとしてゆで卵を入れることもあります。
後者はひき肉を使ったタネでゆで卵を包んで、油で揚げたものです。
型に入れず、卵を肉で包みます。
まとめ
使用する材料が似ていますが、型に入れてオーブンで焼くのか、ゆで卵を肉で包んで揚げるのかという点に違いがあります。