昔から、雨が降った後などに公園小道のようなところでよくみたのがいわゆる「ミミズ」という細長くてベージュの生き物です。
後になってみていたのは「フトミミズ」という種類であることを知りました。
それでは、この「フトミミズ」とはどういう意味でしょうか。
また、「シマミミズ」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「フトミミズ」と「シマミミズ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「フトミミズ」とは?
「フトミミズ」とは、「フトミミズ科」に属するミミズを総称したもので、日本で観察できるミミズはほとんどがこれに該当します。
したがって、見たことがあるミミズの姿を思い浮かべればそれは「フトミミズ」です。
その中最も一般的なのが「ヒトツモンミミズ」という種類です。
「シマミミズ」とは?
「シマミミズ」とは、「ツリミミズ科」の「シマミミズ」という種類のミミズであり、日本では全国的に生息していますが、全世界的にどこでもみることができるものです。
体全体に褐色の縞がはいっており、これはたくさんある体節の真ん中に色がついているためです。
「フトミミズ」と「シマミミズ」の違い
「フトミミズ」と「シマミミズ」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、日本でよくみることができるミミズの種類であり、「ナガミミズ目」の生物であることは同じですが、種類が違うもので、見た目もかなり違います。
「フトミミズ」とは、前述のように「フトミミズ科」であり、「シマミミズ」は「ツリミミズ科」のミミズです。
科が違うため、生物学上の相違点はたくさんありますが、見た目での最も大きな違いは「フトミミズ」が全体がベージュでところどころ縞が見えるのに対して、「シマミミズ」は名前の通り全体に縞模様がはいっています。
ただ、特に「フトミミズ科」に属するミミズには種類がたくさんあるので、その中でも違う見た目のものも多いので、ここで述べたような違いは一概には言えないのも事実です。
まとめ
この記事では、「フトミミズ」と「シマミミズ」の違いを、解説してきました。
ミミズというのは私たちの近くに住んでいながら、その生態や食べ物などに関しては知っているひとは少ないので、これを契機にもっと関心を持っていただければ幸いです。