この記事では、「ロスティ」と「ガレット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ロスティ」とは?
ジャガイモを用いたスイスの料理の一種です。
形は円形なことが多いです。
ジャガイモを細切りにし、ボウルに入れて塩・コショウを加えます。
これを表面がカリカリになるまで、フライパンまたはオーブンで焼きます。
フライパンで焼く際には、バターや調理油をひいたりすることもあります。
片面に焼き色がついてきたらひっくり返し、反対側も焼きます。
両面がカリカリになったら完成です。
塩・コショウは、焼く前に加えるのではなく、焼いた後にふりかけることもあります。
タマネギ、ベーコン、チーズ、新鮮なハーブなどを加えることもあります。
日本では、輸入食品店で、焼くだけで「ロスティ」を作れるものが販売されています。
「ガレット」とは?
フランスでは、丸く焼いた食べものを指します。
日本では、そば粉で作ったクレープのような食べものを指す場合が多いです。
そば粉で作ったクレープのような食べものは、フランスのブルターニュ地方の東部地域が発祥とされています。
お菓子ではなく食事として食べるものなので、甘くありません。
作り方を簡単に説明します。
そば粉に水と塩を加えて混ぜ合わせます。
フライパンに、キッチンペーパーなどを使ってサラダ油を薄く塗ります。
生地をフライパンに流し入れて焼きます。
具材を加えることが多く、生地の中央に卵やベーコンなどをのせます。
具材に火が通り、生地の表面がパリッとしてきたら皿に移し、生地の端を中央に折りたたむようにして、四角形に整えます。
これで完成です。
「ロスティ」と「ガレット」の違い
「ロスティ」と「ガレット」の違いを、分かりやすく解説します。
「ガレット」はフランスでは丸く焼いた料理を指します。
「ロスティ」は丸く焼くことが多いです。
そのため「ジャガイモのガレット」というレシピが日本では紹介されています。
また、「ガレット」はそば粉で作ったクレープのような食べものも指します。
その場合、「ロスティ」とは材料が異なります。
「ロスティ」はジャガイモで作るものです。
まとめ
ジャガイモで作った料理なのか、そば粉で作った料理なのかという点に違いがあります。