この記事では、「寝息」と「いびき」の違いを分かりやすく説明していきます。
「寝息」とは?
「寝息」は「ねいき」と読みます。
意味は「睡眠中にする深い呼吸のこと」です。
「寝息」の言葉の使い方
「寝息」は名詞として「寝息を立てる・立てた」「深い寝息」などと使われます。
「寝」は「眠る」「横になる」という意味、「息」は「空気を吸ったり吐いたりすること」という意味、「寝息」で「眠っている時に空気を吸ったり吐いたりすること」になります。
眠っている時には副交感神経が優位になり、リラックスした状態になることから、呼吸も深くなり、「スースー」と音が出るのが特徴です。
「いびき」とは?
「いびき」とは、「睡眠中に、呼吸するたびに鼻や口からうるさい音を出す生理現象」という意味です。
「いびき」の言葉の使い方
「いびき」は名詞として「いびきをかく・かいた」と使われることが多くなります。
「いびき」は喉の上気道部分の粘膜が振動することにより起きる雑音です。
原因はお酒の飲み過ぎでむくんでいることや、老化により喉の筋肉が垂れ下がってしまっていることや、太りすぎなど様々です。
「いびき」の語源は「息引き」「息響き」という2つの語と言われ、漢字の「鼾」は当て字とされています。
「寝息」と「いびき」の違い
「寝息」は「睡眠中にする深い呼吸のこと」です。
「いびき」は「睡眠中に、呼吸するたびに鼻や口からうるさい音を出す生理現象」です。
「寝息」の例文
「寝息」の例文は以下の通りです。
・『子供が健やかな寝息を立てる』
・『横になってすぐに寝息が聞こえる』
・『寝息を立てて寝たふりをする』
「いびき」の例文
「いびき」の例文は以下の通りです。
・『友人のいびきがうるさくて眠れない』
・『いびきが酷いと指摘されて耳鼻科に行く』
・『自分のいびきを録音されてショックを受ける』
まとめ
今回は「寝息」と「いびき」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。