この記事では、「ゴーフル」と「ゴーフレット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ゴーフル」とは?
「ゴーフル」とは、型で模様をつけて焼いたフランスのお菓子です。
煎餅やクッキーのような平たい形状をしており、名称の「ゴーフル」=「gaufre」はフランス語で「浮き出し模様をつける」という意味を表します。
ちなみに、英語では“waffle”(ワッフル)と呼ばれています。
日本で流通している「ゴーフル」としては、和菓子洋菓子メーカー「風月堂」一門によって製造、販売されているものが有名です。
風月堂の「ゴーフル」は薄く塗ったクリームを2枚のゴーフルでサンドしているのが特徴であり、海外旅行から帰国した顧客がフランスの焼き菓子「ゴーフル」を持ち込み、日本でも作ってみたらどうかと提案したことがきっかけとされています。
ただフランスの「ゴーフル」をまんまコピーするのではなく、和菓子である「煎餅」の技術を取り入れ、日本人の舌に合うように試行錯誤を繰り返した末、1927年(昭和2年)に晴れて発売となりました。
ちなみに、?月堂の「ゴーフル」は密林の聖者と称される「アルベルト・シュヴァイツァー博士」の好物だったそうです。
「ゴーフレット」とは?
「ゴーフレット」とは、「直径7cmくらいの小さなゴーフル」や「クリームやジャムを詰めて葉巻状に巻いたゴーフル」のことです。
名称の「ゴーフレット」=「gaufrette」はフランス語で「小さいゴーフル」を意味します。
「ゴーフル」と「ゴーフレット」の違い
「ゴーフル」と「ゴーフレット」の違いを、分かりやすく解説します。
「ゴーフル」とはフランスの焼き菓子のことであり、「ゴーフレット」はその「ゴーフル」のうち、「小型のゴーフル」や「クリームやジャムを詰めて葉巻状に巻いたゴーフル」のことを指します。
まとめ
フランスの焼き菓子が「ゴーフル」であり、その「ゴーフル」のバリエーションが「ゴーフレット」ということでした。