この記事では、「申します」と「言います」の違いを分かりやすく説明していきます。
「申します」とは?
「申します」の意味は以下の通りです。
1つ目は「言う」をへりくだる表現です。
2つ目は、「お・ご+(動詞の連用形)+申します」で、自分の動作をへりくだる表現です。
「申します」の言葉の使い方
「申します」はビジネス用語だけではなく、日常でよく使われます。
「申し」は動詞「言う」の謙譲語「申す」の連用形、「ます」は丁寧語の助動詞です。
本来「目上の人に対して言うこと」の謙譲表現ですが、「お・ご〜申します」で、「目上の人に対して自分がすること」の謙譲表現としても使われています。
「言います」とは?
「言います」の意味は以下の通りです。
1つ目は「口を通して言葉として出すこと」の丁寧な表現です。
2つ目は「〜と呼ぶ」という意味の丁寧な表現です。
3つ目は「一般にそう呼ばれている」という意味の丁寧な表現です。
「言います」の言葉の使い方
「言います」はビジネスから日常会話まで幅広く使われます。
「言い」は動詞「言う」の連用形、「ます」は丁寧語です。
本来「口で言葉を喋ること」の丁寧表現ですが、転じて「そう呼ぶ・呼ばれている」という意味の丁寧表現としても使われます。
「申します」と「言います」の違い
「申します」は「目上の人に対して言うこと」「目上の人に対して自分がすること」の謙譲表現です。
「言います」は「口で言葉を喋ること」「そう呼ぶ・呼ばれている」という意味の丁寧表現です。
「申します」の例文
「申します」の例文は以下の通りです。
・『〇〇社営業部の田中と申します』
・『念のため携帯の電話番号を申します』
・『後ほどご連絡申します』
「言います」の例文
「言います」の例文は以下の通りです。
・『これから大切なことを言います』
・『ここに来ると運気があがると言います』
・『ここはキラー通りと言います』
まとめ
今回は「申します」と「言います」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。