この記事では、「恐縮しきり」と「恐縮です」の違いを分かりやすく説明していきます。
「恐縮しきり」とは？
恐縮しきりは、きょうしゅくしきりと読むのが正解な言葉です。
文字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、恐れ入るという意味を持っている恐縮の漢字に、頻度や回数が多いという意味を有するしきりの文字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ恐縮しきりは、恐れ入る事ばかり、といった意味を表すのです。
「恐縮しきり」の言葉の使い方
恐縮しきりは、恐縮してばかりといった意味の言葉として使われています。
特に相手に色々と良くして貰い、申し訳ないと思う事が多い、といった意味の言葉として、この恐縮しきりは使用されているのです。
「恐縮です」とは？
恐縮ですは、きょうしゅくですと読むべき言葉となっています。
文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事となりますが、相手に迷惑を掛けたり厚意を受けて申し訳ないと思う事といった意味の恐縮の漢字に、だの丁寧な表現であるのですの文字を付け加える事で完成した言葉です。
以上の事から恐縮ですは、身が縮こまる程に恐れ入る事を示します。
「恐縮です」の言葉の使い方
恐縮ですは、恐れ多い事です、といった意味の言葉として用いられているのです。
要するに、相手から受けた厚意に対して、身がすくむ程に感謝の気持ちが生じています、という様な意味を伝える際に利用される言葉となっています。
「恐縮しきり」と「恐縮です」の違い
恐縮しきりと恐縮ですの文字表記を比較すれば、しきりとですという文字の違いがある事を発見可能です。
所が恐縮の2文字は同じであり、どちらも相手の厚意に対して恐れ多い気持ちを抱いている、という意味を表現する言葉となっています。
ただし比較すると、恐縮しきりの方がより強く恐縮している気持ちを伝える言葉です。
まとめ
2つの言葉は共通している漢字が指し示す様に、共に厚意を受けた相手に対して、恐れ多いという気持ちを伝える際に駆使される言葉となります。
とはいえ比べると、恐縮しきりの方が、より強く恐れ多いという気持ちを示す言葉です。
