「実施要項」と「実施計画」の違いとは?分かりやすく解釈

「実施要項」と「実施計画」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「実施要項」「実施計画」の違いを分かりやすく説明していきます。

「実施要項」とは?

「実施要項」とはなにかが実施されるにあたって必ず知っておくべき事柄の項目です。

実施する物事の名前や何を目的としているかやいつから実施されるかなどがまとめられています。

「実施要項」は実施する側が知っておく必要もありますが、実施する側のためと言うよりはそれを受ける側や外部から参加する側が知っておくべきことです。

それを受けるための条件やそれを受けるにあたって守るべき注意事項なども「実施要項」に記載され、関係者や対象者などに周知してもらうため対外的に公開されます。


「実施計画」とは?

「実施計画」とはなにかを実施するための手順です。

施策を成功させるために予めどういった手順で施策を進めるか、それぞれの工程ではどのような作業をしてそのためにはどういった用意が必要かなどを詳細に決めて作られます。

「実施計画」は実施する側が知りその通りに事を進めるためのものであり、実施に携わらない関係者や実施される催事の参加者など外部の人が知る必要はありません。

そのため実施するためのスタッフには周知されますが、一般に公開されることは基本的にないでしょう。


「実施要項」と「実施計画」の違い

「実施要項」「実施計画」の違いを、分かりやすく解説します。

実施されるにあたって知っておくべき事項が「実施要項」で、実施するにあたって手順ややるべき内容をまとめたものが「実施計画」です。

「実施要項」は実施する側ではなく外部の人が知っておくべきことであり、「実施計画」は実施する側が把握しておくべきものになります。

まとめ

実施させる施策に関わる外部の人が知っておくべきことが「実施要項」で、実施する側の人が知っておかなければいけない施策を進めるための内容が「実施計画」です。

誰にとって知っておかなければいけない情報なのかも違うので情報の内容も大きく異なります。