この記事では、「道路決壊」と「ダム決壊」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「道路決壊」とは?
大雨が降ったとき、山崩れが起きて道路に亀裂が入り、そこから大きく割れることを「道路決壊」【どうろけっかい】といいます。
下が崖になっている場合、地震が起きれば道路が陥没したり、割れて橋が川に落ちてしまうといった被害が起こる場合があるわけです。
とくに、洪水が起きたとき激しい川の流れで土手が削られていけば大きくえぐられて道路が破壊します。
このように、最近は大雨や台風の規模が大きくなっているため、道路が大きく決壊して復旧にかなりの時間がかかり、その先にある集落への宅配ができなくなる問題が起きているのです。
「ダム決壊」とは?
頑丈なコンクリートで四方を囲んだダムに多くの雨がたまったとき、亀裂が入ってそこから水が入り込み、耐え切れなくなると粉々に壊れてしまうことを「ダム決壊」【だむけっかい】につながります。
元の形が分からなくなるほど大々的な構造的破壊を指すものであり、老朽化や災害で大きく決壊してしまうのです。
この決壊が起こる要因には、温暖化の影響で大雨が降りやすくなっている、地震が頻発しているなどの理由から水圧の影響も相まって、突然轟音と共にコンクリートが壊れてしまいます。
「道路決壊」と「ダム決壊」の違い
「道路決壊」と「ダム決壊」の違いを、分かりやすく解説します。
川の流れが激しい、大雨が降って土砂崩れが起きたとき「道路決壊」が起きやすくなります。
決壊とは道路の表面に大きく亀裂が入ったり、切れて崩れたとき大きく道路が壊れて人や車が通れなくなってしまうのです。
最近は大きくえぐられたように道路が決壊する災害が日本各地で起きているため、大雨が降ったときは早めに避難する必要性があります。
もう一方の「ダム決壊」は雨が大量に降った影響で貯水量が限界に達して起こる、構造的な問題が要因になっているのです。
まとめ
どちらも起これば人間の生活に支障をきたす問題ですが、道路かダム、決壊か破壊といった違いがありますので、画像や動画でどのように壊れていくか見比べてみるといいでしょう。