この記事では、「何もかも」と「全て」の違いを分かりやすく説明していきます。
「何もかも」とは?
どれも、すべて、という意味です。
「何も」には、同じような物事を一括して示す意味があります。
家事のことで説明をします。
ある人は、洗濯、掃除、料理、ゴミ捨てなど、いろいろなことを一人で行っています。
洗濯は、白いものと色ものをわけて洗わなければならず、干して、たたんでとやらなければなりません。
掃除といっても、お風呂掃除、トイレ掃除、床掃除など、さまざまあります。
これを毎日やらなければならず、一人で行っていると疲れてしまいます。
どれもこれも嫌になってしまいました。
これを「何もかも嫌だ」のようにいいます。
今度は、キャラクターショップのことで説明をします。
この店では、数々のキャラクターグッズが販売されています。
どれもこれもかわいく、店はかわいいもので埋め尽くされています。
このようなさまを「何もかもかわいい」のようにいいます。
「全て」とは?
存在するもの全部、残らずという意味です。
食事のことで説明をします。
飲食店で、ハンバーグ、ライス、サラダ、パフェを注文しました。
やや量が多いように感じましたが、残らず食べました。
これを「全て食べる」といいます。
今度は家事のことで説明をします。
ある人は、お風呂掃除、トイレ掃除、床掃除、洗濯、食事の準備、食器洗いなど、全部の家事を一人で行っています。
一人暮らしをしているので、誰かが代わりにやってくれることはありません。
これを「全て一人で行う」といいます。
「何もかも」と「全て」の違い
「何もかも」と「全て」の違いを、分かりやすく解説します。
どれもこれもという意味が同じです。
「何もかもそろっている」「全てそろっている」と同じような使い方ができます。
どちらも人についても、物についても使うことができ、この点も同じです。
まとめ
2つの言葉の意味に大きな違いはなく、同じように使われています。