この記事では、「であれば」と「でしたら」の違いを分かりやすく説明していきます。
「であれば」とは?
「であれば」とは、「先述した仮定の内容から話を展開するときに用いられる語」という意味が含まれています。
「であれば」の使い方
「であれば」は「AであればB」のように、前文と後文をつなぐパイプ役として、接続詞的に用いられています。
「でしたら」とは?
「でしたら」とは、「先述した仮定の内容から話を展開するときに用いられる語」という意味が含まれています。
「でしたら」の使い方
「でしたら」は「AでしたらB」のように、前文と後文をつなぐパイプ役として、接続詞的に用いられています。
「であれば」と「でしたら」の違い
「であれば」と「でしたら」はどちらも前述した仮定の事柄から導かれる事柄を述べるときに用いられるフレーズです。
ただし、「であれば」よりも「でしたら」の方が丁寧な表現になります。
したがって、ビジネスシーンやかしこまった場面では「でしたら」を使う方が適切であると言えます。
「であれば」の例文
・『明日、雨が降るのであれば、出掛けるのはやめておこう』
・『意見があるのであれば、遠慮なく言ってほしい』
・『明日の夕方以降であれば、時間が作れる』
・『気持ちを切り替えたいのであれば、旅行するのがおすすめだ』
「でしたら」の例文
・『何か不具合があるようでしたら、交換対応させていただきます』
・『ご都合が合わないようでしたら、一度ご連絡いただければと思います』
・『郵送をご希望でしたら、こちらの欄に住所のご記入もお願いします』
・『スマートフォンをお持ちでしたら、そちらからでも申込みが可能です』
まとめ
「であれば」と「でしたら」はどちらも同じような意味を表す言い回しでしたが、「でしたら」の方が丁寧な表現になります。
したがって、かしこまった場面では「でしたら」を用いた方が良いということでした。