この記事では、“thaw”と“melt”の違いを分かりやすく説明していきます。
「thaw」とは?
“thaw”とは、「雪が溶ける」や「徐々に暖まる」、「打ち解けてくる」、「緩和する」、「解凍する」などの意味を含める英単語です。
「thaw」の使い方
“thaw”は動詞や名詞として使われています。
「melt」とは?
“melt”とは、「溶ける」や「融解する」、「次第になくなる」、「次第に和らぐ」、「(人を)和ませる」、「(人の)心をとろけさせる」などの意味を含める英単語です。
「melt」の使い方
“melt”は動詞として名詞として使われています。
「thaw”と“melt」の違い
“thaw”と“melt”はどちらも主に「溶ける」という意味を表す英単語になりますが、ニュアンスに微妙な違いがあるようです。
“thaw”が指す「溶ける」は「解凍」のことであり、冷凍食品を解凍するときなどは“thaw”が使われています。
対して、“melt”が指す「溶ける」は「(熱などによって)個体が液体状や流体になる」ことであり、氷が溶けることやバターが溶ける場合などは“melt”が使われています。
「thaw」の例文
・“Thaw out the chicken. ”
(鶏肉を解凍する)
・“It will thaw today, because it is warm. ”
(今日は暖かいので、雪解けになるだろう)
「melt」の例文
・“An icicle melted by sunlight. ”
(日差しによって氷柱が溶けた)
・“Heat melts butter. ”
(熱がバターと溶かす)
まとめ
“thaw”は「解凍」や「対象物が凍っていた状態から溶ける」というニュアンスを含み、一方、“melt”は「(熱などによって)個体が液体状や流体になる」というニュアンスを含めるということでした。