この記事では、「コミュ障」と「口下手」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「コミュ障」とは?
SNSや掲示板、職場、学校といった場所で出会った人とうまく交流できないことを「コミュ障」【こみゅしょう】といいます。
同じ趣味を持つ仲間であっても自分の方からうまく話しかけたり、楽しい時間を過ごすように考えて行動するのが苦手です。
一緒にいるだけで酷く負担を感じてしまう人は、交流する行為すら苦痛に感じてしまいます。
「口下手」とは?
うまく自分の言葉で気持ちを相手に伝えられない人を「口下手」【くちべた】といいます。
感情的に楽しく話し、相手の胸を躍らせるといったことが苦手であるため会話しても楽しいと思えないのです。
本人も自分がうまく会話できないことを悩み、人と話すのが苦手で消極的になっている人もいます。
この「口下手」な人は取引先相手とうまく交渉できないため、仕事が成立しないといった問題が起きるのです。
「コミュ障」と「口下手」の違い
「コミュ障」と「口下手」の違いを、分かりやすく解説します。
職場や学校といった毎日顔を合わせる相手であっても、顔を合わせながら楽しく会話できないのが「コミュ障」です。
何度か話をしている相手であっても緊張して会話する内容さえ忘れてしまうのです。
もう一方の「口下手」は、思っていることをうまく言葉にして相手に伝えられません。
このような人は聞く人を飽きさせ、つまらないと思わせるため会話する機会が減り、さらに人と楽しく話せなくなっていくのです。
「コミュ障」の例文
・『コミュ障の彼氏は、秋葉原のカフェに行っても店員と交流ができない』
・『SNSを利用しているのに、コミュ障の弟は友人が一人もできない』
「口下手」の例文
・『口下手の姉は人の顔色ばかり見て、うまく話ができない』
・『自分が本当に伝えたいことが話せない弟は口下手だ』
まとめ
まったく正反対の人を指す言葉ですので、どのような人がどちらのタイプに当てはまるか自分なりに観察してから使い分けてみるといいでしょう。